Flower of field
身の回りで見かける野の花を紹介しながら、日々の出来事や思ったことを気ままに書いてゆきます。
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2回目のテーマは能楽「住吉詣」です。


「住吉詣」は源氏物語を題材に光源氏と明石上が住吉社でニアミスする場面が演じられます。

船で須磨から住吉詣にきた明石上が、同じく住吉社に詣でる光源氏と再会するのですが、その華やかな一行に自分を恥じらいその日は住吉社に詣でないで難波まできて一夜を過ごすことになります。

それを聞いた光源氏が哀れに思うとともに愛情が増し手紙を送ります。

『身をつくし恋ふる験に此処までも 廻り逢ひける縁は深しな』

原作では、結局このときは二人は逢うことはありません。

ところが能楽「住吉詣」では住吉詣の夜に再会して歌を取り交わし、酒宴の席で相舞を舞って想いをつのらせるのですが、やがて心ならずも別れてゆくという話になっています。


講師の方は能楽の作者が源氏物語を誤解したのか、意識的に内容を変更したのかはわからないといわれています。

私は二人が実際には逢わなかったが、心の中にある願望(逢って二人で舞を踊りたい)を表したのではないかと思います。

そのほうがロマンチックですものね。


このとき光源氏と明石上の間にはすでに女の子が生まれていますが、光源氏は子供の顔を見ていなかったと思います。

源氏物語ではその後光源氏は明石上を京に上がらせたとなっていますが、このときすでに正妻「葵上」とその子供「夕桐」が京にはおり、それ以外にも「紫上」という側室もいたので明石上は本当に幸せになったのでしょうか。


「住吉詣」の謡の一部

(1)謡の横にある記号は音の調子や強弱を表しています。
(2)絵は舞を表しているようです。


img019.jpg


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